すべての食品添加物が悪者ではない!以外にも安全な食品添加物たち

食品添加物について

食品添加物はすべてダメ?

大昔から何かを添加して食品を加工するということはずっと行われてきました。

豆腐のにがりも、着色に使われた赤シソやベニバナの色素も添加物には違いないのですが、今さら問題視されていません。一般的には、昔から使われている食品添加物は基本的にはOKだと言われています。

問題になっているのは、科学技術の進歩によって合成されるようになったもの、または抽出されるようになったものです。

食品添加物には、いかにも化学合成されたような「Na」「Ca」「K」という化学式に用いられる元素記号がついているものがあります。また、聞きなれないようなカタカナ英語の名称が付いているときもあります。

だから、「アルファベットやカタカナ英語の添加物に気をつけていればいいのね。」と、思う人も多いでしょう。実際、私もその一人でした。ところが、いろいろ調べてみると、そうでもないようです。

意外にも大丈夫な食品添加物

「炭酸水素ナトリウム」という食品添加物があります。ナトリウムの部分はNaと表記されることもあります。これはいかにも化学合成されているような印象を受けますが、実は日本では昔から使われている重曹のことです。

蒸しパンやカルメ焼きを作るときに用いられてきたもので、普通に使用する分には問題はないようです。

保存料は体に悪そうなイメージがありますが、酒精はエタノールなので、問題はないですし、酸味料に用いられる酢酸、クエン酸、リンゴ酸なども薬品っぽい名前ですが、すべて自然界に存在するもので、安心して摂取できます。むしろ健康効果があるとも言われています。

意外にも危険な添加物

化学合成されたものでも安全なものがある一方、いかにも天然っぽいのに危険なものもあります。

着色料では紅麹(べにこうじ)色素のほか、赤ビート色素、トマト色素など野菜から抽出した色素は安全ですが、同じ赤い天然系の着色料では「コチニール色素」には問題があるようです。

コチニール色素はたしかに自然界に存在する生物から抽出されたものですが、その元になっているのは虫です。虫から抽出した色素で色付けしてあるというと、イメージ的にも気持ちが悪く、避けたくなってしまいます。

実際、この色素は急性アレルギーを引き起こす危険があることが報告されているということなので、イメージだけではなく、本当に避けたほうがよさそうに思います。

同じ着色料では、黄色系のクチナシ色素やウコンなども必ずしも安全とは言い切れないようです。先に、昔から使われている添加物はOKと書きましたが、毒性は高くないものの、これらの着色料には染色体異常を引き起こす可能性があるということなので、積極的に摂取することは避けたほうがよさそうです。

安全な添加物、危険な添加物、いろいろ調べてみると認識が改まっておもしろいのですが、ややこしくて頭がこんがらがりそうです。

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