「原発に頼らない」を実現する3つのアイディア

核という脅威

なぜ、人間は核を作ってしまったのでしょうか。

第二次世界大戦で日本は広島と長崎とに原爆を落とされ、今でもそのために苦しんでいる人がいるわけですが、戦後、核による脅威が急激に強まったのは、冷戦のときでした。

アメリカとロシアが、そして東ドイツが核で武装し、無言のうちに世界は闇に包まれていきました。ボタン1つで文字通り世界が終わってしまうという状況が生まれてしまいました。

なんとか冷戦を切り抜けた後も、フランスなどの先進国からパキスタンや北朝鮮といった好戦的な国々まで、核実験をする国が後を絶ちません。

また、原子力発電所も核爆弾や核実験と同じように危険をはらんだ存在です。そのことは、東日本大震災のときに世界中が思い知ることになりました。

わたしたちに欠かせない電気エネルギー

わたしたちは、電気なしでは生活できなくなっています。震災のときの停電でさえ、わたしたちには相当応えました。

また、石油や石炭の枯渇を懸念して、オール電化の家電製品や電気自動車なども増え、電気はますます欠かせないものになりつつあります。

現在、液化天然ガスに注目が集まっていますが、それもいつまでも続くものではありません。いつか枯渇するでしょう。原発の問題はここに端を発しています。わたしたちが使う電気エネルギーの量が多すぎるのです。

また、二酸化炭素を多く排出する火力発電よりも、二酸化炭素を出さない原子力発電の方がクリーンで安価だと謳われ、次々に原発が建設され稼働しました。

たしかに、温暖化は対策を取らなければいけない問題ではあります。しかし、それは一瞬にして我々の命を奪うものではありません。

でも、核エネルギーは致命的なものです。今だって、廃棄物を処理するところはありません。東日本大震災の放射能漏れも、報道が伏せられているだけで実際は深刻でしょう。

しかし、これ以上の放射能汚染が一旦起これば、核の冬と呼ばれる時代がやってきます。

そこでは、わたしたちは生き延びることすらできないかもしれないのです。運よく生き延びられたとしても、わたしたちは遺伝子に深刻なダメージを受けることになるでしょう。

原発に頼らないためのアイディア

では、便利な生活を守りつつ、原発に頼らないためにはどうしたらいいかを考えてみましょう。それは、とてもシンプルなことです。

最初は、代替エネルギーの模索です。代替エネルギーは太陽光発電、風力発電、バイオエネルギーなどが知られていますが、それらはまだ小規模でお金もかかります。

今あるものですぐに活用でき、ある程度大きなもの、それは「ゴミ」です。

ゴミの焼却処分場で生まれるエネルギーを活用している地域もありますが、それをもっと拡大し、庶民の生活にそのエネルギーを供給できるようにするべきです。もちろん、焼却の際の温度を高くし、有害物質が大気を汚染しない工夫も必要です。

次に、生活スタイルの見直しです。これには、太陽エネルギーに感謝し、それを最大限に活用する姿勢が求められます。

まず、日の出とともに起き、日没とともに寝る生活をできるだけ取り戻すことです。突飛に聞こえるかもしれませんが、それが一番の省エネになります。

また、暖房の代わりに南側に天窓などを作り、太陽光で部屋を暖めるなどの工夫が必要です。

最後に、冷房を極力使わないということです。

あなたは、夏場の冷房を点けっぱなしにしていませんか?そのことで、外気が上昇することを考えてみたことがあるでしょうか?冷房を使わなければ、涼しくなります。そうすれば、使うべき電気エネルギーも少なくてすむのです。

1人1人が甘えていたら、人類はいつか核で悲惨な死に方をするでしょう。

しかし、1人1人が考えと行動を改めれば、今ある原発だけを何とかすれば、将来はそれに頼らなくてすむでしょう。少しでもマシな未来を描くため、努力しませんか。

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