牛、豚、鶏・・・家畜たちの過酷な運命

私たちが普段何気なく食べているお肉や卵、乳製品。

これらは牛や豚、鶏たちからの恵みです。しかし、あなたこれらの恵みを与えてくれる家畜たちの過酷な運命を知っているでしょうか?

たぶん知っている人は少ないでしょう。私もあるサイトを知るまでは家畜たちがどのように飼育されているのかほとんど知りませんでした。

家畜の寿命は短い

家畜の寿命はとても短いです。牛は1~2年、豚は3~6ヶ月、卵を産む雌鶏は2年、ブロイラー(肉鶏の一品種)に関してはたった40日程度です。

鶏の本来の寿命は約10年と言われています。それなのに私たち人間の都合でたった40日で短い生涯を終えるのです。

「人間が食べていくためには仕方がない」という人もいるでしょう。でもその短い生涯はとても過酷なものです。

家畜たちの過酷な運命

卵を産む鶏たちはとても狭いケージの中で一生を過ごします。身動きがとれないとても狭いケージのため、首や足が絡まって変形してしまうこともあるそうです。そして毎日毎日、卵を産み続けます。

本来なら10数個ほどしか卵を産まない鶏ですが、ケージに入れらた鶏は1年に300個以上も卵を産むのです。そして心身ともに疲れ果てた鶏はある日、卵を産まなくなり約2年で廃鶏となってしまいます。

廃鶏となってしまった鶏たちは肉が硬いため、食用には向きません。スープの材料や肉だんご、ハンバーグ、ペットフードなどの加工用として利用されます。

またブロイラーも狭い鶏舎の中で一生を過ごします。つつき合いなどを防ぐためにくちばしや蹴爪をヒナのうちに切断されます。また鶏舎の中はたくさんの鶏が密集する過酷な環境のため免疫力が落ちてしまいます。

そこに病原菌が入ってくれば一気に病気が広がってしまうため、それを防ぐために短期間で育てて出荷するのです。

過酷なのは鶏だけではありません。牛や豚たちもとても過酷な環境で飼育されているのです。繊細な豚は病気になりやすく、病気を防ぐために抗生物質を投与されることもあります。そして短期間で太らせ、成獣(大人)にならないうち出荷されます。

乳牛は毎日毎日、母乳を搾り取られるだけではなく、過剰な妊娠・出産を繰り返させられて体はボロボロになってしまいます。そして最後は肉として出荷されます。

食用となった肉がすべて私たちの食卓にのぼり、美味しく食べられていれば家畜たちもまだ救われるかもしれません。でも実際は、食べ残しなどで捨てられてしまう肉も多いでしょう。

私たち人間のために苦しい思いをして食用となっていく家畜たち。それが人間の口にも入らず、無駄死にしているとしたら?私がもし家畜の立場になったならとても悔しい思いでいっぱいでしょう。

最後に

牛・豚・鶏、どれも共通することはどれも狭い空間の中で飼育されていることが多いということです。身動きがとれないなかで1日中いればストレスが溜まってしまうでしょう。

牛だって、鶏だって、豚だって広い草原の中を走り回りたいはず。それが本来の姿のはずです。それなのに私たち人間の都合で狭い空間の中に閉じ込められている家畜たち。

あなたはどう思うでしょうか?

私は少しでもそういう家畜たちが減ってほしいと思っています。そのためには肉や卵や乳製品は食べないことが一番だと思います。

肉や卵や乳製品を食べずに生きていくのは難しいと思っている人もいるかもしれませんが、肉や卵や乳製品を食べなくても生きていくことはできます。実際、ベジタリアンなど食べないで生活している人はたくさんいます。

すぐに一切食べないということは難しいかもしれません。でも一人でも多くの人が実践すれば苦しむ家畜たちの数もずいぶん減るのではないでしょうか。

ここに現在の家畜の状況がとても詳しく書かれています。ぜひ一度読んでみてください。
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