食肉について考えてほしいこと

動物性たんぱく質のおかげで、日本人のスタイルはますますよくなっています。肉はおいしいですし、身体の発育にも必要なものと言えます。

しかしながら、食べる肉を選ぶということも必要です。

肉を食べるということ

人間は昔から狩猟と採集で生きてきました。ですから、肉を食べること自体は悪いとは言えません。しかし、いつも生き物の命をいただいているということを意識し、感謝を捧げたいものです。

また、現代の生活では、自宅で屠殺(とさつ)をするというのは難しいことです。なかには鶏を絞めて羽をむしり、自宅で食べるというご家庭もあることでしょう。あるいは、ヤギや豚などを自分でさばくという人もいるかもしれません。

しかし、多くの人はそうした技術も時間も持たないと思います。それは大変な仕事です。ですから肉を食べるときには、屠殺をしてくれている人にも感謝の気持ちを持ちたいものです。

成型肉は避ける

カゼインナトリウム、カラギーナン、アルギル酸塩、アルカリ製剤といった食品添加物を用い、肉の形を整えたり、薬剤やホルモン剤を注入して肉の量を水増ししたりといったことは、日常的に行われています。

すぐに病気になるということは少ないですが、なかにはそれが原因で食中毒を起こすケースもあります。成型の際に菌が広がってしまうのですね。また化学物質を体内に入れることになりますので、できれば避けたいものです。

ファミリーレストランを始めとして、外食産業ではこれを使うことが当たり前になっています。スーパーで売られているものも大差ないと言ってしまえばそうなのですが、できるだけ生産者や製造工程の見える食肉を選ぶことが大切です。

また、食肉にするためだけに飼われているものも、身体にいいとは言えません。

贅沢かもしれませんが、野を駆け回ってストレスなく育った鶏や、自由に原っぱを散歩して草を食べる牛や、岩場を泥まみれになって遊ぶ豚が身体に良いことは言うまでもありません。

肉に代わるタンパク質も知っておく

牛肉に匹敵する栄養価のあるものとして、イナゴやサンマが知られています。

また、大豆は畑の肉と呼ばれるように、高たんぱく・低カロリーの理想的な食材です。難点は日本であまり生産されておらず、流通しているのは農薬を使った海外産の大豆がほとんどということです。

しかし、国内産大豆で作った納豆や豆腐も、近年人気を集めています。まずはできるだけそうした、少しでも安心な食材を選ぶことが大切なのではないでしょうか。

ナッツや種子類にもアミノ酸をはじめ、身体に必要な栄養素が多く含まれていることが知られています。ご自宅でクコの実やトチの実が採れるという方もおいででしょう。

植物性たんぱく質を上手に生活に取り入れていきたいものです。

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