大量生産や販売利益のために使われるようになった食品添加物

お弁当

大量生産と販売目的の食品

加工した食品を販売するということは、昔からずっと行われてきました。

しかし、大きな工場で大量生産し、大量輸送して、大量に販売するようになったのは、現代になってからだと思います。それだけ生産技術も輸送技術も進歩したからでしょう。

たくさん作って、どんどん売れば、それだけ儲けも大きくなるので、利益を上げるために企業は必死になるのが当たり前です。

たくさん売るには、販売期間を少しでも長くする必要があります。せっかく運んでも、売り出してすぐに腐ってしまうようでは大損です。

そこで、防腐剤を添加することが必要になってくるのでしょう。さらに色が悪くて見栄えがしないと、お客さんの購買意欲も薄れるので、着色料できれいに見せることも必要になってきます。

現代の社会では利益の確保のために、すでに添加物は必要不可欠なものとなっているように思います。

新しい販売形態と商品

昔はあまりなかったのに、最近になってかなり多くなったと感じるお店があります。

それは、スーパーマーケットとコンビニエンスストアです。そして、そこでは昔はあまりなかったのに今は必ず売っている商品があります。それは、「お弁当」です。

ほんの数十年前までは、お弁当を買うなんて考えられませんでした。お弁当はお母さんがお家で作ってくれるもの、おにぎりはお母さんがにぎってくれるもの、と思い込んでいた人も多いはずです。

ところが今では、学校行事のお弁当もコンビニ弁当のお子さんもいますし、疲れた日にご飯の支度が大変だからスーパーでお弁当を買ってくるという人も多いと思います。

こうしたお弁当やお惣菜、おにぎりを利用するのは子供のいる家庭に限らず、どの世代でも今や当たり前になっています。

単身世帯の学生さんやサラリーマン、核家族化で高齢者のみの世帯などにとってはこうしたお弁当は本当にありがたいものです。

でも、このお弁当のラベルには必ず何かしらの添加物が記載されています。PH調整剤や着色料などのほか、ソルビン酸、甘味料、酸味料と、さまざまな種類の食品添加物が書いてあります。なかには大量に摂取すると健康に良くないものも含まれています。

だから「コンビニ弁当は、買わないほうがいいよ。」「お弁当を買うなんて怠け者だよ。」という人もいます。しかし、このお弁当のおかげで助かっている人たちは、たくさんいるのです。

今、既製品のお弁当がなくなってしまったら、パニックとまではいかなくてもかなり世の中が混乱するように思います。

食品添加物のおかげで、誰でもおいしくて、きれいなお弁当が腐らずに食べることができる、ということも忘れてはいけないことです。

工場やお店の利益だけでなく、私たちも食品添加物の恩恵を受けているのです。それなら、多少の健康被害は目をつぶらなくちゃいけないのでしょうか。なんだか納得できない思いも残ります。

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