あなたは化粧品を選ぶときに何を基準にしているでしょうか。当たり前のことですが女性なら『自分をより美しくしてくれる化粧品』を選ぶと思います。
きれいになるためなら高価な化粧品でもかまわないという女性も大勢いらっしゃいます。
有名メーカーの化粧品というのはブームを創るために莫大なお金をかけています。イメージキャラクターが有名な女優さんやアイドルであればあるほど安心するというのも消費者の心理でしょう。『あの人が宣伝しているなら安心だろう』と感じるのです。
しかしその安心、自分の体に対しての安心にも当てはめてしまって良いのか?というと、そうではありません。
化粧品のなかには発がん性・環境ホルモン作用のある成分の含まれている化粧品も存在しているのです。
無添加はすべて安全?
「発がん性・環境ホルモン作用のある成分の含まれている化粧品」が良くないのなら「無添加」を使えば良いと考える方が多くいらっしゃるでしょう。
確かに「無添加=安全」というイメージは間違っていないのですが無添加化粧品メーカーのなかには名前だけが無添加で化粧品そのものはいいかげんということもあるのです。
無添加化粧品メーカーの化粧品を使用するなら信頼のおけるメーカーを選ばなければいけません。
特に注意したいタール色素
口紅などの化粧品に「青色○号」「赤色○号」など表記されているのを見たことがありませんか?これは「タール色素」というものです。
タール色素は石油や石炭から作られる着色料のことで、なかには毒性のかなり高いものもあり注意するべき添加物なのです。
口紅には色素が必要なのでよく使われているのですが、なぜかクリームや化粧水にも使われているのがタール色素の特徴です。実はこのタール色素には発がん性作用があるといわれています。
口紅といえばおしゃべりをしたり食事をしているときに知らないうちに半分以上は食べてしまっています。発がん性作用のあるタール色素を食べてしまう、特に注意しなければいけませんね。
タール色素にはたくさんの種類がありますが、なかでも特に注意しなければいけないのが200番台です。化粧品には赤色219号などと表記されていますのでこのような化粧品は避けたほうがよいでしょう。
ファンデーションやフェイスパウダーも表記に注意
ファンデーションやフェイスパウダーに「タルク」「マイカ」「シリカ」という表記はないですか?
これらの表記があった場合「アスベスト」とあまり大差のない成分を肌につけていることになるのです。高価な化粧品といっても例外ではないので十分に気をつけるようにしてください。